ダッチオーブン・クッキング
西部開拓時代から続く鉄鍋レシピの知恵と工夫
1620年メイフラワー号でヨーロッパからアメリカ大陸へ移住した、清教徒から使われてきた鋳鉄鍋はアメリカ建国を象徴しています。 アメリカ西部探検隊を率いて西の太平洋岸を目指したルイス・クラーク探検隊も、鋳鉄鍋を使って最初に陸路で西海岸へたどり着きました。 その後西部開拓者たちは、この万能鋳鉄鍋を愛用しながらパイオニア精神を発揮し西部開拓を成功させます。 万能鋳鉄鍋のダッチオーブンは焚き火を使っておよそどんな料理でも作ることができ、出来上がった料理は魔法のように美味しいことから”ブラックマジック”と言われています。
出版社からのコメント
キャンプや焚き火でダッチオーブンを使うための方法と、伝統的な西部開拓時代から続くレシピーが初心者でも分かる知恵と工夫が紹介され野外料理の達人になれます。アメリカテネシー州で1896年から作られているLODGEダッチオーブンは、アメリカの家庭では何世代にも渡り愛用され続け家宝とまで言われています。鋳鉄鍋のダッチオーブンで作られた料理は、現代人が不足する鉄分補給と鉄とタンパク質でメイラード反応が起き美味しさが科学的に証明されています。2018年6月、リンカーンで開催された第13回年次総会で、プロフェッショナル・アウトドア・メディア協会が、最高の全国書物賞のピナクル賞をこの本The LODGE Book Of『DUTCH OVEN COOKING』に授与しました。
著者紹介
ジェイ・ウェイン・フィアーズ : テネシー州カンバーランド山脈で木こりで罠師の父親とカントリースクールの先生をしていた母親に育てられ、アウトドア全般に渡って精通したエキスパートです。ジョージア大学院にて修士号取得後野生動物関連の職についた後、フリーランスの作家として6,200以上の雑誌記事と33冊の本を出版し活躍しています。
