失われた、自然を読む力
徒歩旅行の達人が教える、歩く人のための最高のガイドブック!
月、空、天気、地面、動物、植物…… あらゆるものが歩くための、そして生きていくためのサインを与えてくれる。 自然を観察して得た手がかりからどう推理するのか。 自分の位置を知り、行くべきルートをとらえ、訪れる危機を把握する。 すべては14歳のときに始まった。 父は私のはじめての冒険のために、山の模型を作って、風景の基本的な見方を教えてくれた。 地面にはなにがある?その足跡は動物、それとも? そこにはどんな木や植物があって、風はどう吹いている? 空の雲はどういう形をしていて、月や星はどう見える? 自然はいつも教えてくれる、そのサインを、それを読み解く技術を、私たちは忘れかけている。
出版社からのコメント
アウトドアマンに必要な知識が満載された必読書。私たちは、自然を読み解く技術を失うところまで来てしまったのだ。徒歩旅行の達人が教える、歩く人のための最高のガイドブック!
『サンデー・タイムズ』紙
「長年にわたって読んできた自然関係の本の中で、最も内容が豊かで、最も中身が濃く、最も満足できる本……その推理は楽しく、まねをしたくなる」
『タイムズ』紙
「あの勇猛果敢なベア・グリルスでも、本書から学べる方法がいくつかあるだろう」
『グレート・アウトドアーズ』誌
「知識がぎっしりと詰まっていて、魅力的に、明快に書かれている」
著者紹介
トリスタン・グーリー Tristan Gooley作家、移動者、探検家であり、『The Natural Navigator』と『How to Read Water』の著者。旅や指導、執筆を通して、野外での移動に関するたぐいまれな技術の復活を提唱してきた。トリスタンは五つの大陸での遠征を率い、ヨーロッパとアフリカ、アジアの山に登った。故郷の近くで探索するとともに、地球上で最もへんぴな地域の部族民と一緒に歩き、その方法を調べた。
ニュース
「失われた、自然を読む力」の書評が聖教新聞3月30日号にて掲載されました。