アウトドアスポーツの聖地“スコーミッシュ”Part 1
2017.11.10 黒沢大介

アウトドアスポーツの聖地“スコーミッシュ”Part 1

アウトドアスポーツの聖地“スコーミッシュ"Part 1

Team A&F 黒沢大介


アウトドアスポーツが好きな人であれば一度は名前を聞いたことがあるかと思う、カナダはブリティッシュコロンビア州に位置する町「スコーミッシュ」。
2017年5月より私黒沢が現地に滞在し、町の名物アクティビティの一つマウンテンバイク(以下MTB)を中心に、夏のスコーミッシュの模様を数回に分けてお伝えしていきます。
今回のPart 1は簡単なスコーミッシュの紹介と生活情報等についてレポート致します!


<スコーミッシュってどこ?>
スコーミッシュは前述した通り、カナダは西海岸にあるブリティッシュコロンビア州に位置する町であります。カナダ有数の大都市であるバンクーバーからはハイウェイで50km少しとアクセスも便利、日本からバンクーバー空港までが直行便の飛行機で9時間程なので、わりかし手軽に来ることができる距離にあるのです。
感覚的にはMTBの聖地とも呼ばれるウィスラ―MTBパークとバンクーバーのちょうど真ん中といった具合です。なので、ウィスラ―も遠く無く、またバンクーバーへ出かけるにも1時間程で行けてしまう非常に便利な場所に位置しているのです。若者が多く集うウィスラ―に比べるとここスコーミッシュはもう少しファミリーや落ちついて暮らしている人が多いイメージ、なので町自体もゆったりした時間が流れていて雰囲気も非常に良いですよ!


<アウトドアの聖地と呼ばれる訳>
ブリティッシュコロンビア州自体アウトドアがかなり盛んなことで知られておりますが、僕のイメージとしてスコーミッシュは様々なアウトドアアクティビティーが狭い範囲に集結している感覚です。MTBはもちろんのこと、もちろんハイキング、キャンプ、そしてロッククライミングやカイトサーフィンの聖地としても有名とのこと!
実際町中にはそれぞれのアウトドア道具を持ち、その恰好をしている人をたくさん見ることができます。
そしてダウンタウンからも一望できる、世界一有名な岩の一つでもあるチーフと呼ばれるハイキング名所もあるので観光客も当然多いです。
MTBに関して言えば、ダウンヒル好きが集まるウィスラ―に比べてここスコーミッシュはより自走で登り下りを楽しむトレールライディングを好む人が集まる傾向にあります。その理由は300以上にも及ぶトレールがスコーミッシュエリアには存在しており、レベルやタイプが様々であるので本当に老若男女全てのライダーが走ることが出来るからであるのですね!
MTBもクライミングもやっております!という人の中には、キャンピングカーにバイクを積んで、クライミングポイントに近いキャンプ場で寝泊まりするツワモノも。そんな人たちを至る所で見ることができる場所がスコーミッシュなのです。


<スコーミッシュでの仕事>
僕が今回スコーミッシュに滞在するにあたり、幸いにも現地のバイクショップでメカニックとしての仕事を得ることができました。そのバイクショップは「CORSA CYCLES」という町でも一番歴史がある、20年以上続く有名なショップなのです!
もちろん繋がった理由は僕がライドしているバイクがロッキーマウンテンバイシクル(以下RMB)であったから、ここ「CORSA CYCLES」はカナダの中でもかなりの有力RMBディーラーであり、店内には全モデルがあるのではというぐらいのバイク達が並んでおります。僕も乗るスレイヤーはもちろんのこと、オーナーもエレメント、スタッフ達も新型アルチチュード、もちろんお客さん達もたくさんのRMBにライドしており至る所にバイクが溢れかえっております。毎日色々なRMBに触れ合うことが出来て幸せ者ですね。


メカニックの仕事は、特に夏季のMTBシーズン真っ盛りの時期では絶えることがありません。毎日壊れたバイク、シーズン途中のメンテナンス、はたまたニューバイクの組み立て等仕事は様々!それだけみんなが毎日MTBを楽しんで、生活の一部となっていることを実感できます。お店にはスタッフが常に5人程おりますが、みんなそれぞれの仕事で忙しいながらも気さくで明るい性格なので、いつもお店は賑やかで楽しいですよ!何匹かの犬と一緒に皆さまのご来店をお待ちしておりますので、スコーミッシュに訪れた際には是非お立ち寄りください。ダウンタウンの中心部に位置しており、タイミングがよければあの有名なワールドカップダウンヒル、EWSライダー達にも会うことができるかも?!

<いざスコーミッシュで生活する!>
スコーミッシュはバンクーバーに比べると大分やはり自然が多く大都市ではないので落ち着いているし、ウィスラ―よりは観光地に特化していないのであまりリゾート感も無く色々な物価も安く住みやすいと言われている場所の一つであります。
宿泊もホテルからモーテル、ホステルまで自分の好みに合わせて決めることができるので予算に合わせて旅ができるはずですよ!
僕は長期で滞在なので家を借りることになりましたが、大体家賃も一人部屋で共同キッチン、バスルーム等で600-700カナダドル(この時点で約54000円-63000円)でありますのでそこまで高すぎというわけではありません。ただ最近バンクーバーからウィスラ―までのエリアでは土地の開発がかなり進んでおり、ここスコーミッシュもそのうちの一つ、新しい家やマンション、常に工事がどこかでは行われており土地の値段と人口が凄いスピードで上がっているそうです!どこかで必ず落ち着くはずではあると思いますが、それだけ皆が注目している町なのですね。
買い物に関してもスーパーマーケットが街中には数店舗、ホームセンター等もありますので普通に生活するには全く問題ありません。オシャレなカフェやパブなんかも街中にはあったりしますので散策してみるのも面白いですね。MTBコミュニティと繋がりの強いお店もたくさんあるので、ライダーが乗り終わった後の至福の一杯のために来ている姿をよく見ることができますよ!この町の規模としては日本食料理屋さんも多いので、日本の味に恋しくなればすぐに食べに行けますし、ファーストフードのお店もありますのでなかなかバランスがとれたいい場所であると思います。


生活はもちろんMTBライドするにあたって車があると非常に便利でありますよね。
カナダもモチロン車社会でありますので都会から離れるほど車が必要、とのことで僕も車を早速ゲットいたしました。日本で車が欲しい!となったらそれこそまず車屋さんに行って、いざ車を購入して、車庫を用意して、車庫証明とって・・・なんてなかなか面倒くさい行程でありますよね。カナダでももちろん使用者登録はありますが、とりあえず車をゲットして(僕はインターネットの掲示板で個人より購入しました。)義務である保険に入り、ナンバープレートを受け取ればとりあえず終了!税金やらなんやらの手続きはこちらではありません。ただ同様に義務の車検制度もありませんので、しっかりと自分で責任をもって車を点検していかないとそのうち痛い目にあうはずです。なので、しっかりと定期点検は忘れずにではありますね。MTBと一緒で早めの整備が結局安く済むことになりそうです。
ちなみにこの車は確実に車の中に入っている自転車の価格より安いので、しっかり盗難に気を付けたいと思います。重量税なども基本的にはありませんので、せっかくこちらに来たのであればトラックや大きなSUVに乗ってみてはいかがでしょうか?!ガソリンの値段も日本より若干安いです。

今回はスコーミッシュの簡単な紹介と、タウンの情報等についてレポート致しました。
次回はお待ちかねMTBライドのお話を中心にレポート出来ればと思いますので、お楽しみに!

レポーター紹介
黒沢大介
黒沢大介

MTBライダー
Team A&F

 高校生時代よりマウンテンバイクを始め、すぐにダウンヒル競技の世界へ飛び込む。高校3年時に出場した世界選手権をきっかけに、世界で活躍することを目標に海外遠征を重ねる。ダウンヒルではワールドカップ等世界各地を転戦し、近年流行になりつつあるエンデューロ競技でも日本人では数少ないEWSフィニッシャーとなる。