2016.02.15
リリース

Pendleton製品の製造過程

Pendleton製品の製造過程

多くのアパレルメーカーとは異なり、Pendletonは垂直統合型の企業です。それはつまり、Pendletonは多くの製品の製造プロセスに多くの手順を踏んでいるということです。ウールの原毛は、処理されることで布地になります。布地は家庭用品あるい男性用、女性用のファッション向け製品になります。そしてそれらが、専門店やデパート、Pendletonショップやカタログ、インターネットで販売されます。垂直統合方式には、Pendletonが生産プロセスのすべての工程をモニターすることができ、ディテールや効率性に細心の注意を払うことによって、品質や価値を維持できるという利点があるのです。

 

Pendletonのオフィスはオレゴン州ポートランドに複数あり、それらが企業運営のための本部を形成しています。これらのオフィスは会社経営の基盤であり、製品開発や会社のサポート部門の多くがそこに収容されています。

 

販売とマーケティング

Pendletonは、アメリカ国内では主要製品部門の販売促進のために、全国的な販売チームを採用しています。販売担当者は、本社の経営陣と密にコミュニケーションをとりながら、国中の様々な地域の得意先と協力して仕事をしています。それぞれのシーズンに向けて包括的な広告や広報プログラムを開発することで、コミュニケーションが営業努力をサポートする形となり、得意先への販売が促進され、消費者の意識が高まるのです。

 

製品開発

製品開発が成功するかどうかは、創造性とマーケティング、そして生産部品の微妙なバランスによって決まります。この3つのスキルは、Pendletonが創業当初から特徴としてきたものです。Pendleton本社では、商品開発はチームアプローチで行われます。商品担当責任者や生地・ファッションデザイナー、パターンメーカー、そして製品エンジニアが、新しい製品の開発のために協力して作業します。この開発プロセスには、生地や衣服のテストプログラムが組み込まれており、それによってPendleton製品のクオリティが継続的に保証されています。

 

原毛

Pendletonの垂直統合型経営は、計画プロセスからスタートします。次のステップは、原毛の購入です。Pendletonウールのバイヤーたちは世界市場で買付けをしますが、Pendletonのウールの大部分は、いまでもアメリカ産です。Pendletonの洗練された毛織物にとっては、ウール繊維の多様性と質、量が非常に重要なのです。

 

生地の生産

次のステップは生地の生産です。Pendletonは、オレゴン州とワシントン州に毛織工場を所有し、操業しています。Pendletonはアパレル生地で有名ですが、室内装飾品や家庭用家具のための様々な生地も生産しています。生地の生産には、染め、櫛がけ、紡績、織り、そして仕上げと、たくさんの工程が含まれます。Pendletonの最先端の染色技術は、水、染料、温度、流れ圧をコンピューター制御するシステムを備えており、正確に色を再現します。櫛がけのプロセスでは、紡績の準備段階として、櫛をかけて繊維を揃えます。紡績作業の間、紡績糸を形成するために、繊維のよりは引き伸ばされ、ねじられます。そして、高速機織り機が紡績糸を織り込んで織布を作り上げます。ウールには独特の縮充性があるため、この織布は、より柔軟でコンパクトな生地を生産するための、収縮制御を使用した縮充プロセスに通されます。素材はまた、洗浄や剪断、圧縮、毛羽立て、検査といった仕上げ手順を通過します。生産サイクルの終わり間際、毛布生地は裁断されてオーセンティックなPendleton毛布として仕上げられ、流通販売の準備が出来上がります。ファッション生地は、アパレルの生産のために衣類工場に送られます。Pendletonはまた、生地小売店を通じた反物の販売も行っています。

 

すべてを縫合する

Pendletonは、その仕立ての技術の素晴らしさや、スポーツウェア、アウターウェア、そのほか様々なスタイルの洋服や製造で知られています。縫製工場は世界中、アメリカ中、そしてネブラスカ州のPendleton施設にもあります。アパレル生産にはパターングレーディング (パターンのサイジング) マーカーの製造 (パターンレイアウト) や、裁断、融合、縫製、プレスが必要です。かつては労働集約によって作業が行われていましたが、今日ではこれらのプロセスの多くは電子的に制御され、補助されています。この技術により、Pendletonは効率性を高めることができ、安定した品質で生産できるようになります。Pendletonの衣服の消費者は、均一なサイズ、製造、ディテールへのこだわりを、つねに得られるようになります。

 

タイミングがすべて

垂直統合型の経営が効率的であるためには、商品がある段階から次の段階へとスムーズかつタイムリーに流れていくことが不可欠です。そのためPendletonでは、原材料が製造過程から製品の仕上げまでバランスよく流れることを確実にする、高度な情報システムが用いられています。仕上げ後、Pendletonの製品は物流センターに運ばれ、注意深くプログラムされたタイミングで市場にリリースされるまで、そこで保管されます。Pendletonは、会社所有のトラック部隊や、オレゴン州やネブラスカ州の3つの配送センターといったネットワークを所有しています。

 

リテールリンク

垂直統合型経営において、小売部門は消費者と最終的につながる部分です。Pendletonの製品は、百貨店や専門店、ストア、オンラインストアで販売されています。

【PENDLETON】

 1863 年、イギリス人の毛織物職人であった Thomas Kay が渡米し、オレゴン州第 2 位の規模の毛織物工場運営支援にきたのをきっかけに、1889 年、アメリカ、オレゴン州セイラムに紡績工場を設立し、“ アメリカの良心 ” と呼ばれ愛され続けているウールアパレル・ブランケットブランド。

更に 1909 年には、Thomas の孫が、オレゴン州ペンデルトンの町に近代的な生産設備を備えた紡績工場を建設し、現在に至るまでPendleton の毛織工場の伝統が維持されています。

19 世紀初頭は、ネイティブアメリカン向けの交易ブランケットをそこで自社生産して販売しており、現在に至る様々なネイティブ柄の多くはそれに起因しています。その後、1930 年代には自動車文化開花と同時にモーターローブを開発。その後アウトドア・カントリーライフ向けの質実剛健なメンズウェア、ウィメンズウェアの生産も開始。戦時中は、米軍向けにウールブランケットや軍服なども製造しました。

60 年代には、USA チャートを席巻していたビーチボーイズが元々Pendleton 社のウールシャツを羽織って、Pendleton’s と名乗っていたのは有名な逸話です。 創業 150 年以上たった現在でも創業以来 4世代にわたるファミリー経営を行っており、ウールブランケットだけでなく HOME ウェア全般からファッション性に優れたウールアパレルウェアまで幅広く手掛け、現在では世界中で愛されるウールブランドとして古き良きアメリカンスタイルのファッションを提供し続けています。

取扱店舗に関しましては、店舗検索ページをご参照ください。

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