2022.05.25

A&F BOOKSから『ひらく⑦』 が出版されます。

【A&F BOOKSから『ひらく⑦』 が出版されます。】

2022年6月15日刊行予定の新刊『ひらく⑦』 が出版されます。

『ひらく7』
佐伯啓思監修 B5版変型 並製 280頁 2,420円(税込)
ISBN978-4-909355-33-1 C0095 ¥2200E
戦後、われわれ日本人はどう生きてきたのか。
77年間、欲望に憑かれ、追い求めてきた「幸福」は、
日本に何をもたらし、日本人を何処に追いやったのか。
「ひらく」7号の特集では、
「戦後」を様々な角度から思想する。
戦後日本人の「自画像」を刮目して見ていただきたい。

 

監修 佐伯啓思 さえき・けいし
1949年奈良県生まれ。東京大学経済学部卒業。滋賀大学、京都大学大学院教授などを歴任。現在京都大学名誉教授、京都大学人と社会の未来研究院特任教授。著書に『隠された思考』(サントリー学芸賞)『「アメリカニズム」の終焉』(東畑記念賞)『現代日本のリベラリズム』(読売論壇賞)『倫理としてのナショナリズム』『日本の愛国心』『大転換』『現代文明論講義』『反・幸福論』『経済学の犯罪』『西田幾多郎』『さらば、民主主義』『経済成長主義への訣別』『「脱」戦後のすすめ』など。近著に『「保守」のゆくえ』(中公新書ラクレ)『死と生』(新潮新書)『異論のススメ 正論のススメ』(A&F出版)『近代の虚妄 現代文明論序説』(東洋経済新報社)など。

【目次】
巻頭ART
横尾忠則、大いに語る
──原郷から幻境へ、そして現況は?

[特集]日本人の戦後77年

[特集対談]
日本から知識人は消えたのか
竹内 洋×佐伯啓思

[特集座談会]
言論の戦後史
與那覇 潤×宇野常寛×佐伯啓思×先崎彰容

[特集論考]
佐伯啓思 「戦後日本」というニヒリズム
内山 節 個人と帰属
片岡義男 僕の戦後
苅谷剛彦 「戦後」という屈折
井上義和 戦死者とつながる時代
中島岳志 石原慎太郎という戦後
小倉紀蔵 道徳化する日本文化とその危機

[日本美術論]
古田 亮 近代日本美術の歴史と思想

[特別連載]
平川祐弘 日本近代の歴史思想 第二回

[論考]
山折哲雄 ヤスパース・アーレント・ハイデッガー
末木文美士 夢みる憲法
長谷川三千子 道元を読む(七)
中野剛志 妖怪と神様(一)
西平 直 「自得する」ということ
広井良典 ケアとしての科学
大黒弘慈 新自由主義と人間
亀山隆彦 日本密教における即事而真の哲学
荒川洋治 歌とことば
大森静佳 考える詩
吉岡 洋 美学のアップデート その(四)
先崎彰容 本居宣長の世紀(六)
寺下滝郎 ウクライナを「プリムローズパス」に誘ったのは誰か?

[コラム]
芦澤泰偉 装幀者=菊地信義 274
赤津孝夫 人を狂わすフライフィッシング 276

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