2024.02.19

A&F BOOKSから『次世代パンデミックに備える 』感染症の文明史が出版されます。

2024年3月上旬刊行予定の新刊『次世代パンデミックに備える 』感染症の文明史が出版されます。
新型コロナウイルスによるパンデミックは終息しつつありますが、いつ起こるとも分からない次のパンデミックに備えるための本です。


『次世代パンデミックに備える 』感染症の文明史 本体2,200円+税
井上 栄 :著 四六版上製 320頁
ISBN978-4-909355-44-7 C0047

 

未だ人類は感染症を克服などしていなかった。
新たな脅威に備えるために正しい知識を身に着けたい。
推薦 養老孟司

 

【主な内容】

第1章 文明と疫病――腺ペスト/第二章 産業革命期の伝染病――コレラ/第三章 清潔化社会の伝染病――ポリオ/第四章 梅毒とエイズ/第五章 薬剤耐性菌との闘い/第六章 ワクチンはなぜ効くのか?/第七章 二十一世紀の伝染病――コロナ/第八章 将来の感染症を考える

感染症の興亡の歴史を振り返る
コロナ出現以降、伝染病/感染症に関してたくさんの本が出版されている。恐怖を煽るようなものも多い。本書が、見えない微生物と都市文明のなかに住んできた人間との関係の歴史について知ることで、次世代パンデミックに備える社会の在り方を読者に考えてもらう契機になれば幸いである。本書「まえがき」より

著者プロフィール

1940年山梨県生まれ。東京大学医学部卒業、同大学院博士課程修了。国立予防衛生研究所(予研)ウイルス中央検査部室長、国立公衆衛生院衛生微生物学部長、予研感染症疫学部長、国立感染症研究所(旧・予研)感染症情報センター長を経て、2000~2012年大妻女子大学で公衆衛生を教える。国立感染症研究所名誉所員、大妻女子大学名誉教授。
【著書】『文明とアレルギー病──杉花粉症と日本人』(講談社1992年)、『感染症の時代──エイズ、O157、結核から麻薬まで』(講談社現代新書 2000年)、『母子手帳から始める若い女性の健康学』(大修館書店 2012年)、『ノロウイルス現場対策改訂第2版』(共著、幸書房 2014年)、『感染症──広がり方と防ぎ方 増補版』(中公新書 2020年)

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